：《逃がすな、VWとトヨタを――一汽グループが「リープモーター争奪戦」》リープ

：《逃がすな、VWとトヨタを――一汽グループが「リープモーター争奪戦」》 リープモーター（Leapmotor）は2025年、新興EVメーカーの中でついに販売首位を奪い、月間納車7万台を突破した。家庭用モデルへの明確なポジションとレンジエクステンダー方式が成功のカギとなった。中国事業を段階的に縮小する中、ステランティスグループは2023年に約15億ユーロを投じてリープモーターの株式約20％を取得し、ヨーロッパ工場でリープモーター車を生産。ヨーロッパ市場の事業推進も全面的にステランティスグループが担当し、たちまちリープモーターは“新興EVメーカーの模範”となった。最近ネット上では、一汽グループが定向増資による段階的な株式取得を通じ、リープモーターの筆頭株主になるとの情報が流れた。最終的にどのような形で協力が成立するにせよ、リープモーターは国内外の市場で「勝ち抜いた」ことに変わりはない。一汽グループがリープモーターの支配権を握れば、国有背景を持つ自動車メーカーとなり、月間販売10万台超えも現実的になる。しかしこれは単なる投資ではない。むしろ“一汽グループが保有資産を再活性化させるための大規模戦略”である。